家康視点多し。
特に記述が無ければ、関ヶ原になります。他武将も登場する場合には割合が多ければ記述。
関ヶ原、主に家三で小説、たまに絵。史実ネタとその逸話からの独自解釈、捏造改変など混ぜてたり。
基本はゲーム設定に色付け。男前が目標。シリアスで戦国設定濃い目。転生、現代あり。
合戦描写が好きな管理人です。



   討難 うたかた   
「おい!家康!!!」

元親が走ってやって来る。

「元親・・・!!!」

「長曾我部、刑部は貴様に何をした」

刑部は忠勝と相手をしている際に長曾我部に割り込まれた。刑部は忠勝を一時的に封じる事には成功したが同盟を組んだ筈の毛利の反乱軍を抑えるので精一杯だった。刑部のあの身体では分が悪く続け様に長曾我部に挑まれた刑部は元々抱えていた病気を悪化させながら息絶えてしまった。長曾我部は裏切らないと踏んでいたが乗り込んだ長曾我部が刑部へ激しく言い寄っていた内容からしてその訳を確認せずにはいられない。

「家康。悪かったな。その、俺の軍を壊滅させた張本人が今しがた分かってよ」

元親は三成に向き直る。

「石田。あんたには気の毒だと思うが・・・大谷と毛利が家康の仕業に見せかけてたんだ」

「なッ?!刑部が裏切るだと?そんな莫迦な!!!」

信頼していた者に裏切られたショックが三成を襲う。

「いや、しかし!そんな筈は・・・そんな事など・・・」

すっかり殺気が収まる三成。

元親の服を渾身の力で握り締める。

「私は長曾我部を裏切るつもりなんか!」

「分かってるって。あんたは関係ねえよ」

三成は元親から視線を落とす。

「長曾我部。・・・私を殺せ」

下を向いたまま。鞘のままの刀を元親に差し出す。

「ちょ。なんで俺があんたを殺す事になるんだ?今言ったろ、あんたは関係ねえって」
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