家康視点多し。
特に記述が無ければ、関ヶ原になります。他武将も登場する場合には割合が多ければ記述。
関ヶ原、主に家三で小説、たまに絵。史実ネタとその逸話からの独自解釈、捏造改変など混ぜてたり。
基本はゲーム設定に色付け。男前が目標。シリアスで戦国設定濃い目。転生、現代あり。
合戦描写が好きな管理人です。



   天に願うこと。  ●揺籃
夜が明けた。
朝餉に姿を現した家康を見る。
いつも通りの晴れやかな顔だ。

「どうした?独眼竜」

家康が目敏く政宗に声をかけた。

「さては、夜更かしでもしたな?またあれから酒でも飲んでいたのか?」

家康の声は酷く明るい。
―――家康の声はこんなだったか?

「いや。少し暑くてな。じきに慣れる」

政宗ははぐらかす。家康はそうか、と言ったきりすぐに他の話題に華を咲かせた。

家康は諸用があるらしく昼頃には政宗の元から去って行った。

政宗は家康がしていたように、崖から遠くを見た。家康の故郷とその先を。
家康の心中は分からない。―――何故あんな風に居られるのか。

(代わってやれるだなんてそんな夢みたいな事は思っちゃいねえ。ただ。やっぱ)

政宗は前を睨む。

(こんな阿呆みたいな事は終いにしなきゃな。なあ?家康?)

『誰もが笑って暮らせる、そんな世を作って行きたい。守りたい』

家康の言葉が胸に沁みた。





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