家康視点多し。
特に記述が無ければ、関ヶ原になります。他武将も登場する場合には割合が多ければ記述。
関ヶ原、主に家三で小説、たまに絵。史実ネタとその逸話からの独自解釈、捏造改変など混ぜてたり。
基本はゲーム設定に色付け。男前が目標。シリアスで戦国設定濃い目。転生、現代あり。
合戦描写が好きな管理人です。
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特に記述が無ければ、関ヶ原になります。他武将も登場する場合には割合が多ければ記述。
関ヶ原、主に家三で小説、たまに絵。史実ネタとその逸話からの独自解釈、捏造改変など混ぜてたり。
基本はゲーム設定に色付け。男前が目標。シリアスで戦国設定濃い目。転生、現代あり。
合戦描写が好きな管理人です。
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一
討難 うたかた
「終わりだ家康ッ!死に絶えろ!!!」
満身創痍の家康。だが奴もまだ動ける筈。ここで止めを刺してやろう。
振りかぶる刀はしかし止まった。
「貴様は、誰だ」
三成の行く手を誰かが塞いでいた。
政宗は座り込んでいる家康に舌打ちをする。家康は大人しく殺されるつもりだったのかと怒る。
家康は政宗の悪態を耳にしながら弁解もせずにいる。
「随分な挨拶じゃねえか石田三成」
自分の素性が割れている事など茶飯事。三成は目の前の男に言い当てられても眉根一つ動かさない。否、端から目の前の男に目もくれていない。
「小田原でアンタにされた事は覚えてるぜ?」
「・・・貴様、あの時、秀吉様を愚弄した男か!!!」
「思い出してくれて嬉しいぜ!!!」
シカトされたままだと癪なんでな!と六爪を構える。
「秀吉も可哀相だな。後継者がこんなザマじゃあ」
「どういう意味だ!そもそも!そこに居る家康が、秀吉様を亡き者にしたのだ!!!私に家康を殺させろ!!!!!」
「おーい家康?随分なlovecallを受けてんじゃねえか。ある意味羨ましいぜ?俺はシカトこかれたってのにアンタはしっかり見て貰えて」
家康は力無く笑う。政宗の目はしっかりと光に満ち溢れている。憎しみで三成を傷付けるような真似はしないだろう。家康は政宗を信じる事にした。
「そこを退け!!!」
いくら目の前の男が秀吉への暴言を吐いた者であろうとも、戒律を好む三成にとって順序は守られるべき。先ずは秀吉を殺した家康の惨滅。その後にこの眼帯の男だ!
怒りに駆られていても三成の視界に家康が映る以上は政宗よりも家康へと気が向く。
いかに三成が音速の剣劇の持ち主であろうとも浮ついた剣に遅れを取る政宗ではない。
政宗は家康と三成を隔てる様に常に距離を保つ。
三成は苛立つ。
「私が秀吉様のお役に立っていないだと?!抜かせ!」
「家康の目にはどう映っているのか知る事は出来ないが、俺にはアンタは脅威でも何でもねえよ。あの山猿の方がよっぽどだったぜ」
「貴様!その口を縫い付けてやる!!」
怒りが噴出した三成は目にも止まらぬ速さで政宗の懐に飛び込み岩肌に叩き付ける。三成の刃は政宗の肩を貫通した。
「石田。アンタのしたい事は何だ?」
溢れる血と痛みに顔が歪むが、それよりも。三成のこの顔は、かつての政宗と同じ顔をしている。
(成程ね)
「決まっている!!!家康を殺す事だ!!!」
「そうじゃなくてだな。殺した後は、どうすんだ?」
小十郎に諭された言葉を口にする。これは自分に対しての戒めでもある。
「貴様に教える道理など無い」
三成は怒りのまま政宗を裂こうとする。
満身創痍の家康。だが奴もまだ動ける筈。ここで止めを刺してやろう。
振りかぶる刀はしかし止まった。
「貴様は、誰だ」
三成の行く手を誰かが塞いでいた。
政宗は座り込んでいる家康に舌打ちをする。家康は大人しく殺されるつもりだったのかと怒る。
家康は政宗の悪態を耳にしながら弁解もせずにいる。
「随分な挨拶じゃねえか石田三成」
自分の素性が割れている事など茶飯事。三成は目の前の男に言い当てられても眉根一つ動かさない。否、端から目の前の男に目もくれていない。
「小田原でアンタにされた事は覚えてるぜ?」
「・・・貴様、あの時、秀吉様を愚弄した男か!!!」
「思い出してくれて嬉しいぜ!!!」
シカトされたままだと癪なんでな!と六爪を構える。
「秀吉も可哀相だな。後継者がこんなザマじゃあ」
「どういう意味だ!そもそも!そこに居る家康が、秀吉様を亡き者にしたのだ!!!私に家康を殺させろ!!!!!」
「おーい家康?随分なlovecallを受けてんじゃねえか。ある意味羨ましいぜ?俺はシカトこかれたってのにアンタはしっかり見て貰えて」
家康は力無く笑う。政宗の目はしっかりと光に満ち溢れている。憎しみで三成を傷付けるような真似はしないだろう。家康は政宗を信じる事にした。
「そこを退け!!!」
いくら目の前の男が秀吉への暴言を吐いた者であろうとも、戒律を好む三成にとって順序は守られるべき。先ずは秀吉を殺した家康の惨滅。その後にこの眼帯の男だ!
怒りに駆られていても三成の視界に家康が映る以上は政宗よりも家康へと気が向く。
いかに三成が音速の剣劇の持ち主であろうとも浮ついた剣に遅れを取る政宗ではない。
政宗は家康と三成を隔てる様に常に距離を保つ。
三成は苛立つ。
「私が秀吉様のお役に立っていないだと?!抜かせ!」
「家康の目にはどう映っているのか知る事は出来ないが、俺にはアンタは脅威でも何でもねえよ。あの山猿の方がよっぽどだったぜ」
「貴様!その口を縫い付けてやる!!」
怒りが噴出した三成は目にも止まらぬ速さで政宗の懐に飛び込み岩肌に叩き付ける。三成の刃は政宗の肩を貫通した。
「石田。アンタのしたい事は何だ?」
溢れる血と痛みに顔が歪むが、それよりも。三成のこの顔は、かつての政宗と同じ顔をしている。
(成程ね)
「決まっている!!!家康を殺す事だ!!!」
「そうじゃなくてだな。殺した後は、どうすんだ?」
小十郎に諭された言葉を口にする。これは自分に対しての戒めでもある。
「貴様に教える道理など無い」
三成は怒りのまま政宗を裂こうとする。
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