家康視点多し。
特に記述が無ければ、関ヶ原になります。他武将も登場する場合には割合が多ければ記述。
関ヶ原、主に家三で小説、たまに絵。史実ネタとその逸話からの独自解釈、捏造改変など混ぜてたり。
基本はゲーム設定に色付け。男前が目標。シリアスで戦国設定濃い目。転生、現代あり。
合戦描写が好きな管理人です。
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特に記述が無ければ、関ヶ原になります。他武将も登場する場合には割合が多ければ記述。
関ヶ原、主に家三で小説、たまに絵。史実ネタとその逸話からの独自解釈、捏造改変など混ぜてたり。
基本はゲーム設定に色付け。男前が目標。シリアスで戦国設定濃い目。転生、現代あり。
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二
現の時間●草創「お帰り、秀吉」
秀吉が佐吉を城に連れ帰ると、華のような笑顔で迎えてくれた人がいた。
「あれ、秀吉、その子は?」
「立ち寄った寺にいた子で佐吉だ。気に入ったので貰い受けてきた」
「珍しいねえ君が連れて帰って来るなんて」
柔らかい笑みを向けられて佐吉は目は瞬かせた。
「僕は竹中半兵衛。半兵衛って呼んでね佐吉」
そういって半兵衛は手を差し伸べてきた。
戸惑いながらも手を取る佐吉。
「あの、半兵衛様」
佐吉がおずおずと申し出る。
「なんだい?佐吉」
「私は忌み憑きなのでしょうか?和尚が私は忌み憑きだと」
目の前の半兵衛が己と同じように白い肌と髪をしているにも関わらずとてつもなく美しい様に佐吉は自分の沈んだ心は忌み憑きに捉われているのだろうかと信じかけていた。
「何故だい?嗚呼、君は・・・。佐吉は僕が不幸せそうな顔に見えるかい?」
ふるふると佐吉は緩く首を横に振った。
「じゃあ、僕と君が似た容姿なのだもの、君だって楽しい毎日が送られるようになるよ。僕が保障しよう」
半兵衛は佐吉の柔らかい髪を手で漉きながら、微笑んだ。
「佐吉くん、それが終わったら天守に来てくれるかい?」
「はい、半兵衛さま」
佐吉はすっかり半兵衛と親しくなった。
暇さえあれば佐吉は半兵衛から色々な書物を得て、武道に励み常に己を磨いた。
佐吉は所用を手早く済ませると天守へ向かった。
「おお、待っておったぞ佐吉」
天守にいるのは秀吉と半兵衛。
「実はね、今日は君にお祝いがあるんだ」
半兵衛は佐吉に書を手渡す。
「開けてみて、佐吉」
「はい」
言われるがままに開封する。
『幼名、佐吉 改め 石田三成』
「こ、これは?!秀吉様、半兵衛様」
「お前の元服祝いだ、三成」
元服。一人前の男として認められる。これ程迄に嬉しい事などあろうか。
三成と成った佐吉は書を手にしたまま震えた。
「あれれ、どうしちゃったの?別の名前が良かったかなっっ?!」
俯いて固まった三成を見て半兵衛が慌てる。
「い、いいえ、いいえ、半兵衛様。秀吉様と半兵衛様に認められたのが私は嬉しくて、どうして良いのか分かりません」
嬉涙を溜めた三成の姿に胸が温かくなるのを秀吉と半兵衛は感じた。
元服の祝いにと秀吉から新しい着物と刀を与えられた三成は恭しく拝領した。
それから一層精力的に秀吉と半兵衛に尽くす光景が濃くなった。
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